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今月のメトロニュース
2019.5.5発行 No299  
特集 版元さんリレーエッセイ 今日もほのぼの日和 次に来るのはこの一冊!

版元さんリレーエッセイ

「丸善出版 小畑 悠一様」

  グラバー園には花が満開で、近くでおいしい肉まんの匂いも漂い、居ても立っても居られない春。そんな想像をしながら、この原稿を書いております。頭の中に風景を描くだけで嬉しい気分になれる季節は、春しかないのかなと思います。

いかにして問題をとくか  うららかな気持ちだけを書き連ねてしまいましたが、春は新入生・新社会人の門出の季節でもあります。希望をもって新たな道を進んでいく若人たちを65年間応援してきた小社の書籍があります。 『いかにして問題をとくか』(ジョージ・ポリア、柿内賢信、1620円税込)という書籍です。 そんな冗談をと、おっしゃるかもしれませんが、本当に昭和29年の初版の姿をほぼそのままに販売している書籍です。
元々、数学の入門書として販売していましたが、ビジネスや学習一般に使えるということで、長い年月読み継がれています。 なぜ数学の本がそんなに広く受け入れられたのでしょうか?

 本書の中では数学の問題をとくために4つのポイントが挙げられています。
1:問題を理解すること、2:計画をたてること、3:計画を実行すること、4:振り返ってみること、の4つに集約されています。これって、仕事をこなすために必要な発想とほぼ変わりませんよね?本書は日常の出来事を論理的に考えるために必要なことは何かを多く示唆してくれる一冊です。  新社会人のときに読んでおきたい本はいっぱいあります。その中でも『悪文』(岩淵悦太郎、日本評論社、1620円込)『論文の書き方』(清水幾太郎、岩波新書、842円)もお勧めです。『悪文』も昭和36年初版と古い本ですが、情報を正しく伝えること、素直に書くことを教えてくれます。『論文の書き方』も同世代の昭和34年初版。大げさに書かない、「が」という助詞に注意するなど、散文を書くにあたって必要なことが目白押しですよ。

 新入生、新社会人の方々には様々な困難が待ち受けていると思います。
何か困難が立ちふさがったときに、少し難しいけれど道標となってくれるような本を手元に置いておく。古臭いかもしれませんが、あえておすすめしてみたいと思います。

【小畑悠一様プロフィール】

丸善出版書籍営業部。1985年、東京都生まれ。2009年、丸善(株)出版事業部(現丸善出版)に入社。営業部唯一の理系人間。実験がしたいという欲求を、パンを作って発散しています。


 
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