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今月のメトロニュース
2019.5.5発行 No299  
特集 版元さんリレーエッセイ 今日もほのぼの日和 次に来るのはこの一冊!

次に来るのはこの一冊!
作家 仁木英之

 全国4300万人メトロ書店ファンの皆様こんにちは。本屋大賞が発表されましたね。私がこのコーナーでご紹介した作品もランキング上位に入っていました。 安藤祐介さんの『本のエンドロール』は11位! 真藤順丈さんの『宝島』は18位! 惜しくもベストテンは逃しましたが、本のプロである書店員さんたちの間では、着実にその知名度の評価は上がっているご様子。 非常に嬉しい結果であるとも言えますね。もちろんお二人ともここで止まるような作家ではありません。皆さま引き続きお二人の作品にご注目ください。
始末屋  そんな彼らを次にくる作家だと断言する確かな目を持った私が今月おすすめするのがコチラ!
 『始末屋』(宮本紀子・光文社時代小説文庫)
 舞台は江戸時代の吉原遊郭。そこに起きる様々な揉め事を解決するトラブルシューターこそが始末屋と呼ばれる人々。江戸時代の遊郭ですから、そこに関わる男も女も、複雑な背景と怒りや悲しみを背負って生きています。
 宮本さんの筆は本当に丁寧で繊細なのです。柔らかで、読み進めるうちにするすると心に中に物語が溶け込んでくる。これが実は作家としては稀有な力で、実際にできる人はそう多くありません。その柔らかさは書き手としての力強さであり、私も追い求めて止まない技術でもあります。
 この物語の構造は書き手からすると理想的なもので、もしこれから時代物、いや小説を書こうとされている方は特にお読みいただきたい。緻密な計算のもとに物語を構成しているのかなーと勝手に思い込んでおり、先日 ご当人に伺ってみたら、自然にできているとのことでまたしても 天然の才能に凹まされてしまいました。ただ、尋常ではない推敲の手間をかけて磨きをかけていらっしゃるとも。  最新作『跡とり娘 小間もの丸藤看板姉妹』 (時代小説文庫)も当然と言いますか、続々重版がかかってヒット街道を驀進中です。こちらも合わせてお楽しみいただければ!


(最近の仁木英之)

 元号が新しくなっても仁木英之の筆は止まりませんぞ!ありがとう平成こんにちは令和ということで本が二冊も出ております。こいつは春から縁起がいいや。一冊目は『ていん島の記』(講談社)雲海に浮かぶ美しき島での大活劇。そして『秀吉の躍進 レギオニス』織田軍団で奮闘する柴田勝家の物語第三弾でありますよ。メトロ書店にて好評発売中!

 
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