作家・仁木英之先生の素晴らしい書評コラム「次に来るのはこの一冊」の連載が終了してしまったので、編集長が白羽の矢を自らに立てて始めましたこのコーナー。
これからよろしくお願いします。
あれは3年前♪メトロ書店の店内を歩いていると、10歩歩くたびに、「すみません、この本どこにありますか?」「すみません、こんな本を探してるんですが?」とお客様からお声をかけられる。立ち止まってお応えするのがだんだん面倒になり、ついに「読書相談カウンター」を店内に設置した。
そうすると、一日約15件ぐらいのご相談をうけるようになった。
本の在庫の有無や発売日などをお答えするリファレンスカウンターのある書店は多いと思うが、メトロの読書相談カウンターはそれだけではない。
一番多いご相談は「入院した人にお見舞いに持っていく本はどれが良いか」である。ついで「なんか面白い本ない?」
前者の場合は入院中の方の性別・年齢・お客様との関係、活字だけの本が良いか、写真集が良いか。贈る相手の性格やご趣味などをお尋ねして何冊か候補作を選び出しながら、決めていく。後者の場合はそのお客様の好きな作家、今まで読んだ好きな本などをおうかがいしながら選んでいく。お話をしていると、段々読書相談というよりも、人生相談になってくる。
このコラムはそんな四角い相談を丸く収めた例をいくつかご紹介していこうと思います。
メトロ書店読書相談カウンターはメトロ書店本店CDコーナーの隣にございます。メトロ書店のメールhonten@metrobooks.co.jp、SNSのメッセージでも承ります。お気軽にどうぞ♪
|